商売の基本=誰も書かない創業支援 1
冗談で「創業支援セミナー」に行ってきました。
自分は企画コンサルタントという顔を持つため、
創業支援は何度も経験していますが、
セミナー講師の皆さん、
会社を設立するとか、
宣伝はこうだとか、
計画書はこう書くとか、
そんなことしか教えません。
だめではありませんが、
ビジネス=商売の本質を語っていません。
なぜか?
本質的な「起業」というものを知らないからです。
これを知るためにはまず、
「商売とはなにか?」
を考えます。
これ意外に答えられる人は少ないんです。
商売とは何でしょう?
これ、
答えをずばり言うと、
「快楽を売リお金を得ること」
なんです。
よく、
「売春は世界最古の商売である」
といいますが、
本質的には正しいと思います。
なにか新しい技術が発生して、
その技術が普及するのに必要なのは「エロ」です。
インターネットもそうでしたし、
DVDや、ビデオもそうでした。
いまロボット産業がその方向を向いています。
生き物にとって性が一番単純な快楽です。
心理学的に人の目線は、
性>食>生
となるため本能の問題ですので仕方ないんです。
次に来るのが「食」です。
重要なものですから食に関するビジネスはこの世からなくなりません。
「うまかった」
「いっぱい食べた」
「贅沢だった」
というような快楽をお金に代えるものです。
次が生、
マッサージで「気持ちよかった」
家を買って環境が「気持ちいい」「気分がいい」
結婚式をして「幸せな思い出が作れた」
葬儀をして「気分にけじめがついてスッキリした」
など、
全部心の快楽につながるものです。
つまり、
創業をする前の段階で、
「今考えていることは、
不特定多数の人を気持ちよくさせることができるだろうか?」
この疑問に対して答えがないものは、
「商売として成り立たない」
ということです。
そこを考えて起業しましょう。
何万円もするセミナーの内容なので、
また気分が乗ったら書きましょう。